東京都心で働く人たちのベッドダウンを多く擁する埼玉県は、継続して人口が増え続けている数少ない自治体となっています。埼玉県警察が住宅対象侵入窃盗の発生状況について、令和二年中の分析データをホームページで公開しています。それを見ると、認知件数としては1,659件、被害総額が約5億8,607万円で、その内、現金被害額は約3億9,992万円となっています。令和元年と比較すると約30%マイナスとなっており、人口が増加し続けている反面、住宅侵入による犯罪は減少し続けている状況にあります。これは防犯を意識した地域づくりの取り組みが行われているだけではなく、窓からの侵入対策として、1つの窓に対して異なる場所に複数の鍵や補助鍵を設置が浸透していることや、玄関の扉に防犯性能が高い鍵の取付け、交換が進んでいることも一因であると考えられます。
先の埼玉県警察が公表している情報からも、空き巣などの住宅対象侵入窃盗では、圧倒的に窓からの侵入によるものが多く、次いで玄関からの侵入によるものとなっています。そこで、窓からの侵入対策として、窓枠に一般的に取り付けられているクレセント錠にプラスして、ストッパーとなる補助鍵を別な位置に取り付けることが推奨されます。これにより、窓に取り付けられている一つの鍵が、親友を試みる犯罪者に開錠されてしまっても、別の補助鍵があることで、すぐにその窓を開けて住宅内に侵入することが出来なくなります。そのため、心理的に短時間での侵入したい犯罪者にとっては、時間がかかることによるリスクが伴うため、鍵の増設が窓からの侵入抑止の効果的な手段となります。
ピッキングによる玄関からの住宅内への侵入は、やはり一定の割合で発生している状況です。最近は、防犯性能の高さで注目されたディンプルキーの玄関扉への設置が、今まで周流だったディスクシリンダー錠に代わり、マンションのような集合住宅から、一般の戸建住宅にも普及が進んでいます。このディンプルキーは、従来のディスクシリンダー錠に比べて、ピッキングしにくく、また交換も手軽に行うことができることが、普及が進んだ要因とされています。玄関からの侵入に際しても、いかに短時間で宅内に入れるかという点がポイントなので、玄関に限らず、お勝手口のようなその他の出入口がある場合は、そこの鍵の強化も重要な侵入対策になります。このように、防犯対策が進んだことで、埼玉県内の住宅対象侵入窃盗の認知件数が、平成23年と令和2年とを比べると、三分の一程度にまで減少していることからも、この機会に鍵に注目した防犯対策を検討することが大切と言えます。
TOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストPr_linkテキストリンク1
TOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストPr_linkテキストリンク2
TOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストPr_linkテキストリンク3
TOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストPr_linkテキストリンク4
TOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストTOPテキストテキストテキストPr_linkテキストリンク5