埼玉県における住宅対象侵入犯罪の傾向と、窓や扉に設置されている鍵に着目した防犯対策について

次に埼玉県内での住宅対象侵入窃盗で、多く発生しているのがピッキングによる玄関からの侵入とのことです。近年は、今までマンションのような集合住宅で採用されていた玄関扉へのディンプルキーの設置が、戸建住宅にも設置されるようになってきているようです。従来のディスクシリンダー錠に代わり、ディンプルキーが普及している背景には、ピッキングされにくい防犯性能の高さにあります。また、ディンプルキーへの交換も手軽に行うことができるため、防犯意識の高まり応じて普及が進んだ状況です。侵入を試みる窃盗犯からすると、玄関からの侵入も、時間を要することが侵入を防ぐ重要なファクターとなるため、玄関やお勝手口といった、扉を設置している場所については、ディンプルキーへの交換といった鍵の強化が重要な侵入対策になるといえます。以上のことからも、安全な暮らしを送るために、鍵の交換を検討してみてはいかがでしょうか。